スタッドインタイヤ(6)

起爆剤

2006年01月16日 13:48

スタッドインタイヤの第3回目のインプレッション。
スタッドインタイヤの詳細はスタッドインタイヤ(1)を参照のこと。

今回は急激に温暖な気候になった為、ゆき道が柔軟になった状態でのアイスバーンスリップも試すことができた。
条件
走行箇所 小諸IC~湯の丸スキー場までの下り斜面 山頂~S字下り付近
時間帯 16:00頃
車両環境 サバーバン (2.6t)+スノーモビル用トレーラー(約1t)※全輪スタッドインタイヤ
気温 +3℃(自動車用温度計)
路面温度 +2.5℃(放射温度計)
タイヤ温度 +3℃(放射温度計)
斜度 10°~15°程度の下り
路面状況 ほぼウェット路面だったが、角度のきついS字下り部分は日陰だったこともあり、ミラーバーンだった

試験方法
下り:2WDで2速エンブレ併用、30km/h位で下りながら通常走行。
たまに必要に応じてブレーキングして、ABSが効くなりスリップするなりの挙動を確認する。
なお昨年2月中旬の同じ場所でスタッドレスタイヤだった場合、ABSが効く程度のスリップをしていたことは確認済み。

結果
S字のミラーバーン部でスリップし、対向車線に飛び出しそうになった。
カウンター当てつつアクセル開けて姿勢を戻した。
スリップした場所の直後でゆき道の硬度を確認したが、柔らかいままだった。
このときのタイヤ温度は5.5℃。
エンブレとフットブレーキで、タイヤ温度が少し上昇したようだ。

評価
主観なので、情報リテラシーの意味が分からない人は絶対に読まないで下さい。

今回の試験から、アイスセンサーゆき道は原理上春先の関東周辺の雪と水交じりの様な路面では効きが悪いか、又は全く効かないであろうと予測する。

その他
特になし。

引き続きテストを続ける。
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